特定非営利活動法人東京学芸大こども未来研究所(理事長 大谷忠/住所:東京都小金井市)は、 この度、 同所が推進する「STEM教育プロジェクト」について、 Amazon Web Services, Inc.とスポンサー契約を締結致しました。

「STEM教育プロジェクト」は東京学芸大こども未来研究所、 株式会社おもちゃ王国、 株式会社ヴィットハート、 国立大学法人東京学芸大学との4者の共同研究(「最先端のSTEAM教育を取り入れた学校教育・地域教育・家庭教育支援方法の実践研究」)から発展した、 社会教育、 家庭教育、 学校教育の現場で、 日本のSTEM教育の裾野を広げていこうとするプロジェクトです。
2013年から株式会社ヴィットハートが販売をしている、 中学校・技術家庭科向け教材「TECH未来」シリーズの教育内容を中心とした教材の研究開発などを始めとし、 「業種を超えて」活動するこの計画は、 2017年の経済産業省中国経済産業局認定 異分野連携新事業分野開拓計画(新連携計画)の一つとして採用されました。
当プロジェクトでは教育現場の先生方や教材販売協力各社などのご理解とご協力を得ながら、 中学生・小学生を対象としたSTEM教育のプログラム開発に力を入れ、 小学校でのプログラミング教材としての「プログラム未来」の教材開発や研修会の開催,教材販売や教室の運営、 その教材を用いた「活用力コンテスト」の開催など、 様々な取り組みを行って参りました。 中学校の技術教材「TECH未来」は現在24県146校(2019年12月現在)に導入されています。
(*「TECH未来研究サイト」はこちら→ http://techmirai.jp/ )
また、 イベント「STEM QUESTスタジアム」は2017年にスタートし、 これまで日本全国で10会場、 約5000名の小学生が参加をしました。 様々な地域の子どもたちに、 遊びを通じてSTEM教育の体験を提供して参りました。
(*「STEM QUEST」のwebサイトはこちら→ http://stemquest.jp/ )
このたび、 世界で幅広くクラウドプラットフォームを提供し、 STEM教育を中心とした地域支援活動「AWS InCommunities」を推進するAmazon Web Servicesからの協賛やご支援、 ご協力を受けることにより、 STEM教育をより加速度的に日本中に広げていくことができると考えております。
プロジェクトの立ち上げ以来、 さまざまな教育現場の先生方や保護者の方々、 メディアなどから、 問い合わせやご感想やご取材を頂いており、 プログラミング教育の小学校への導入という教育施策も相まり、 STEM教育を行うことが、 日本の子供たちの未来に大きな影響を与える社会課題であることを実感しております。
当プロジェクトの関係者一同は今後も、 趣旨にご賛同いただける個人、 企業及び行政からのご協力を受け、 手をつなぎあうことで、 STEM教育の実践拡大をめざし、 本件を皮切りにより一層、 子供たちの成長に寄与してまいりたいと考えております。
*Amazon Web Services、 は、 米国およびその他の諸国における、 Amazon.com, Inc. またはその関連会社の商標です。
協賛内容や資料など、詳しくはこちらのpdfをご高覧ください。
プレスリリースの本文はこちらです
https://prtimes.jp/a/?f=d52983-20200120-6021.pdf
参考資料はこちらです
https://prtimes.jp/a/?f=d52983-20200120-9609.pdf