”Because it’s there.”
挑戦者にとって山は魅力的に映ります。冒頭の言葉は、ある有名な登山家の言葉です。
「そこに山があるから登るのだ」。登りきったからこそ見える景色に惹かれるのでしょうか。
さて、登るのは登山のような冒険の世界だけではありません。わたしたちの生活している身の回りの社会でも数多くの坂があります。人が住む場所は平坦な場所だけではなく、様々な環境を活用しなければなりません。
そういった中では多くの物資が移動しています。荷物を上げたり下げたりということは、様々な場所で行われています。
大量の、そして重い荷物をどのように運んでいるのでしょうか？
宅配便は自動車で配達しています。
「ピンポーン」。玄関のドアを開けると宅配ドライバーの方が荷物を渡してくれました。受け取った荷物はどのように運ばれてきたのでしょうか。
たくさんの荷物を載せることのできるトラックは、乗用車と比べると、とてもパワーがあります。パワーのひけつは「ギヤ」という歯車の組み合わせによって大きな力を生み出すところにあります。
ギヤをどう組めば大きな力をつくることができるでしょう。
そのほか、大きな仕組みや小さな仕組みとして、
社会の様々なところで坂の上に荷物を運んでいます。
みなさんのまわりにも隠れているかもしれません。仕組みを探してみましょう。
さて、あなたはどうやったら実際の坂の上に荷物を届けることができるでしょうか？
ブロックを使って「問い」にチャレンジしてみよう！
この事例を参考に作成したモデル
冬になると多くの人が山に出かけてスキーを楽しみます。スキーやスノーボードは山の上から滑ることが楽しみですが、どのように山の上に登っているのでしょうか？山の上には「リフト」と呼ばれる、金属製のワイヤーにぶら下がったイスに腰掛けて運ばれます。雪山では、山頂にスキーヤーを上げるためにリフトを使用しているのです。一本の輪になったワイヤーにはたくさんのイスがぶら下がっています。そのワイヤーは「プーリー」と呼ばれる滑車によって動いています。
どうやったら、より長いワイヤーを動かして、人々を山上に運ぶことができるでしょうか？
そのほか、大きな仕組みや小さな仕組みとして、
社会の様々なところで坂の上に荷物を運んでいます。
みなさんのまわりにも隠れているかもしれません。仕組みを探してみましょう。
さて、あなたはどうやったら実際の坂の上に荷物を届けることができるでしょうか？
ブロックを使って「問い」にチャレンジしてみよう！
この事例を参考に作成したモデル
アメリカのサンフランシスコでは、乗客を乗せたケーブルカーが急斜面を走っています。 一度に大量の人や物を運ぶことのできる電車が苦手なことがあります。それは一体何でしょうか？
それは、急な斜面を登ることができないということです。金属のレールの上に金属の車輪で走る電車は、角度が急な斜面では滑ってしまって前に進むことができません。
それでは、サンフランシスコの小さなケーブルカーは、どうして坂を上ることができるのでしょうか？
それは、列車には金属のケーブルが繋げられていて、ケーブルを引っ張ることで列車が動く仕組みになっているからです。そのために、この乗り物は「ケーブル」カーと呼ばれています。
さて、ケーブルカーは実際にどのようなつくりになっているのでしょうか？
そのほか、大きな仕組みや小さな仕組みとして、
社会の様々なところで坂の上に荷物を運んでいます。
みなさんのまわりにも隠れているかもしれません。仕組みを探してみましょう。
さて、あなたはどうやったら実際の坂の上に荷物を届けることができるでしょうか？
ブロックを使って「問い」にチャレンジしてみよう！
この事例を参考に作成したモデル
宝石の採掘現場では、ベルトコンベヤを使用しています。
宝石を採掘するには、大量の石から宝石を探し出さなくてはなりません。大量の石を運ぶにはどうしたら良いでしょうか？トラックで運ぶことが考えられますが、ショベルカーで石をトラックに乗せて、運んで、戻って。。。とても大変な仕事です。いっそ、地面が移動してくれば。。。そのような考えに近いものがベルトコンベヤです。
幅の広いベルトがずーっと伸びていて、その上に物を載せると移動していきます。とても長いベルトが回転しているのです。
一体どのような仕組みでベルトが回っているのでしょうか？
載せたものを運ぶための力はどのようにつくりだしているのでしょうか？
そのほか、大きな仕組みや小さな仕組みとして、
社会の様々なところで坂の上に荷物を運んでいます。
みなさんのまわりにも隠れているかもしれません。仕組みを探してみましょう。
さて、あなたはどうやったら実際の坂の上に荷物を届けることができるでしょうか？
ブロックを使って「問い」にチャレンジしてみよう！
この事例を参考に作成したモデル
